教育
一般プログラム
経営学部のカリキュラムは、企業や組織の経営の3つの領域である、「マネジメント分野」、「アカウンティング分野」、「マネジメント・サイエンス分野」を基礎から段階的・分野横断的に学び、「グローバルビジネス分野」の科目を修得して視野を広げながら理解を深める教育内容になっています。
各学生の将来の進路を見据えていくつかの履修モデルを用意していますので、これらを参考に時間割を各自で作っていくことになります。
科目種別 | 説明・科目等 | マネジメント分野 | アカウンティング分野 | マネジメント・サイエンス分野 | グローバルビジネス分野 |
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専門基礎科目 (全て2単位) |
必修(1年次) | 経営学概論 | 会計学概論 | 経営科学概論 | |
専門基幹科目 (全て2単位) |
12単位以上選択必修 (1年次または2年次以降) |
経営戦略論 経営組織論 キャリア・マネジメント |
簿記論Ⅰ 簿記論Ⅱ 原価会計論 |
ビジネス・エコノミクス 経営情報論 マーケティング論 コーポレート・ファイナンス |
言語コミュニケーション論 |
専門応用科目 (全て2単位) |
グローバルビジネス分野:8単位以上 法律科目:6単位以上 上記のほか、マネジメント分野、アカウンティング分野およびマネジメント・サイエンス分野の専門応用科目を選択 (科目によって2年次以降、3年次以降) |
組織間関係論 現代コミュニケーション論 人的資源管理論 経営管理論 経営史 雇用社会論 産業社会論 企業環境マネジメント論 経営行動科学 地域環境マネジメント論 イノベーション・マネジメント論 産業分析 技術経営論 比較経営史 |
財務会計論Ⅰ 財務会計論Ⅱ 管理会計論Ⅰ 管理会計論Ⅱ 監査論 監査制度論 政府・非営利会計論 税務会計論 生態会計論 マクロ会計論 財務分析論 戦略会計論 |
意思決定論 オペレーションズ・リサーチ 消費者行動論 マーケティング・サイエンス 流通論 経営数学 ファイナンシャル・リスク・マネジメント 統計・機械学習モデル ビジネスゲーム 情報システムとイノベーション Production and Operations Management 実務家と学ぶデータサイエンス |
国際経営論Ⅰ 国際経営論Ⅱ 国際人的資源管理論 国際イノベーション・マネジメント論 国際会計制度 グローバル商品企画マネジメント論 国際経営史 Business Reading International Business English for Business |
(法律科目) 憲法/行政法/人・物と法/取引と法/家族と法/商法Ⅰ/商法Ⅱ/有価証券法/裁判法/民事訴訟法 |
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演習科目 | 経営学リテラシー(1年次必修)(4単位) 基礎ゼミナール(2単位) ゼミナールⅠ(4単位) ゼミナールⅡ(4単位) |
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自由選択科目 | 経営学部で開講している全ての専門科目(以下の特殊講義を含む)、インターンシップ等から選択 | ||||
計 | 90単位以上 |
※卒業要件としては、このほか全学教育科目の単位を修得して、合計で124単位以上にするとともに、卒業論文を提出する必要があります。
実務家や英語による講義例(2025年度)
経営学部では、企業や組織の第一線で活躍する実務家・専門家を積極的に講師として迎え、理論と実践の両面、そしてその統合を追及する教育を行っています。これらの科目は学部教育科目「特殊講義」として開講されています。
科目名 | 内容 |
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グローバルビジネス実践論 | 海外ビジネスで活躍した人々による、ビジネスの世界の現実、経済の仕組み、企業活動の実態、海外駐在の実際に関する講義。英語で講義される回も複数ある。 |
ホスピタリティ・マネジメント | ホテルの経営者等によるホテル運営に関する講義 |
実務家が説く会計・監査・税務の最新事情 | 本学OB・OG公認会計士・税理士による会計、監査および税務の実務に関する講義 |
税理士による租税講座 (東京地方税理士会連携講座) |
本学出身の税理士による租税法の理論と実践両面からの講義 |
マイ・プロジェクト・ランチャー | 自らのアイディアをビジネスプロジェクトへと展開させる術を学ぶ |
マーケティング・プラクティス | 横浜市を中心としたベンチャー・中小企業を題材に、機業リサーチ・経営者へのインタビュー・実践活動を通じてマーケティングプランを提案する実践的な講義 |
社会における実践体験-富丘会メッセージ- | 本学OB・OG経営者による企業経営全般に関する講義 |
アジアグローバル経営基礎 | グローバルに活躍しているビジネスパーソンからグローバルビジネスについて、英語で学ぶ講義 |
横浜DeNAベイスターズスポーツ経営論 | プロ野球ビジネスの現場でマーケティング等を学ぶ講義 |
Basics of Business Accounting | 企業会計の基礎を英語で学ぶ講義 |
企業変革プログラム概論 (EY・ミレトス合同連携講座) |
ハイパフォーマンス企業やスタートアップ企業の経営管理・事業管理について学ぶ講義 |
銀行論 (横浜銀行連携講座) |
預金・貸出・為替、金融市場、日本銀行の金融政策、コーポレート・ファイナンス等を学ぶ講義 |
クラウドビジネス | クラウドビジネスにおける最先端のビジネスモデル、ビジネス戦略、クラウドを支えるテクノロジを学ぶ講義 |
経営者が語るこれからの企業戦略・イノベーションと若者へのメッセージ | 企業の経営層の方々から、経営課題の解決策や企業の成長に向けた方策を学ぶ講義 |
問題解決のためのデータ分析活用入門 | 提案、説明、問題解決のための、データ分析活用方法の考え方と実践的テクニックを学ぶ講義 |
アセット・マネジメント論 (日本投資顧問業協会寄付講座) |
投資信託、投資の理論、市場の分析、企業価値の分析、ストラテジストの業務などを様々な観点から学ぶ講義 |
グローバルキャリアデザイン | グローバル時代のキャリア形成に対する姿勢、異文化環境下における他者とのコミュニケーション手法、コンフォートゾーンを抜けたストレスフルな環境の中でのメンタルヘルスマネジメント方法などを学ぶ講義 |
中堅・中小企業経営論 (株式会社船井総合研究所寄付講座) |
中堅・中小企業の成長戦略・業績向上の方法論をケーススタディ形式で学ぶ講義 |
「会計実務入門」~ビジネスの3種の神器~ (日本公認会計士協会神奈川県会) |
法定監査・税務やコンサルティング等の実務経験を持つ公認会計士から、大学で学習する理論が実務でどのように反映されるのかを学ぶ講義 |
※年度によって開講される講義が変更となる場合があります。
履修モデル
将来の希望進路を見据え、どのように科目を修得していくかを履修モデルとして示します。ここでは、3つある「学びの分野」から2つを横断する履修モデルを示していますが、スペシャリストを目指す履修モデルも想定できます。
マネジメント+アカウンティング
客観的データに基づいた解析能力を持ちつつ、戦略、事業計画の策定、実行、評価ができる人材の育成を目ざします。
科目群 | 全学教育科目 34単位以上 |
学部教育科目90単位以上 | ||||||
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卒業124単位以上 | 専門基礎科目 | 専門基幹科目 | 専門応用科目 | 演習科目 | ||||
マネジメント分野 | アカウンティング分野 | グローバルビジネス分野 | 法律科目 | |||||
1年次 | 英語 統計学基礎 統計データ分析 |
経営学概論 会計学概論 経営科学概論 |
キャリア・マネジメント 簿記論Ⅰ 経営情報論 |
経営学リテラシー | ||||
2年次 | 英語 初修外国語 |
経営戦略論 経営組織論 原価会計論 |
経営管理論 経営史 イノベーション・マネジメント論 |
管理会計論Ⅰ 管理会計論Ⅱ |
取引と法 | 基礎ゼミナール | ||
3年次 | 高度全学教育指定科目 | 企業環境マネジメント論 経営行動科学 |
財務会計論Ⅰ 財務分析論 |
国際経営論Ⅰ 国際経営論Ⅱ |
契約と法 | ゼミナールⅠ | ||
4年次 | 戦略会計論 | 国際会計制度 International Business |
商法Ⅰ | ゼミナールⅡ | ||||
卒業論文 | サービス業におけるバランス・コア・カードの効果に関する実証研究 |
アカウンティング+マネジメント・サイエンス
国際会計基準、財務分析手法を理解し、グローバルな企業が直面する財務的諸問題を発見、解決できる人材の育成を目ざします。
科目群 | 全学教育科目 34単位以上 |
学部教育科目90単位以上 | ||||||
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卒業124単位以上 | 専門基礎科目 | 専門基幹科目 | 専門応用科目 | 演習科目 | ||||
マネジメント分野 | アカウンティング分野 | グローバルビジネス分野 | 法律科目 | |||||
1年次 | 英語 統計学基礎 統計データ分析 |
経営学概論 会計学概論 経営科学概論 |
簿記論Ⅰ ビジネス・エコノミクス 経営情報論 |
経営学リテラシー | ||||
2年次 | 英語 初修外国語 |
経営戦略論 原価会計論 コーポレート・ファイナンス |
財務会計論Ⅰ 財務会計論Ⅱ |
意思決定論 オペレーションズ・リサーチ 経営数学 |
基礎ゼミナール | |||
3年次 | 高度全学教育指定科目 | マクロ会計論 財務分析論 監査論 |
ファイナンシャル・リスク・マネジメント 情報システムとイノベーション |
国際経営論Ⅰ 国際会計制度 |
商法Ⅰ 商法Ⅱ |
ゼミナールⅠ | ||
4年次 | Production and Operations Management | 国際経営史 グローバル商品企画マネジメント論 |
有価証券法 | ゼミナールⅡ | ||||
卒業論文 | 日本のin-out型M&A固有の財務的問題と解決策 -外国企業買収におけるシナジー創出の問題についてー |
マネジメント+マネジメント・サイエンス
客観的データに基づいたマーケットの解析能力を持ちつつ、異文化圏でのビジネス展開を踏まえた人材マネジメントを実践できる人材の育成を目ざします。
科目群 | 全学教育科目 34単位以上 |
学部教育科目90単位以上 | ||||||
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卒業124単位以上 | 専門基礎科目 | 専門基幹科目 | 専門応用科目 | 演習科目 | ||||
マネジメント分野 | アカウンティング分野 | グローバルビジネス分野 | 法律科目 | |||||
1年次 | 英語 統計学基礎 統計データ分析 |
経営学概論 会計学概論 経営科学概論 |
キャリア・マネジメント ビジネスエコノミクス 経営情報論 |
経営学リテラシー | ||||
2年次 | 英語 初修外国語 |
経営戦略論 経営組織論 マーケティング論 |
人的資源管理論 雇用社会論 経営行動科学 |
消費者行動論 マーケティング・サイエンス |
人・物と法 | 基礎ゼミナール | ||
3年次 | 全学教育指定科目 | イノベーション・マネジメント論 産業分析 |
意思決定論 流通論 |
国際人的資源管理論 国際イノベーションマネジメント |
取引と法 | ゼミナールⅠ | ||
4年次 | ビジネス・ゲーム | グローバル商品企画マネジメント論 Business Reading |
商法Ⅰ | ゼミナールⅡ | ||||
卒業論文 | 新興市場におけるマーケティング戦略の展開と現地人材のマネジメントに関する実証的研究 |
関連リンク
