教育

交換留学(派遣)概要

交換留学制度とは

交換留学とは、本学と学生交流協定を締結している海外大学との間でお互いに学生を派遣しあう制度のことです。 本学の学生は、交流協定締結大学に半年〜1年の期間にわたって留学することができます。各大学との交換人数は、協定により定められています。

交換留学の場合、派遣の半年以上前から募集・選考が始まるので、派遣希望先大学のことを調べたり、必要な語学スコアを取得したりと、早めに準備を進めていくと良いでしょう。募集要項・応募書類を含む詳細は、グローバル推進課のウェブサイトを確認してください。

交換留学のメリット

交換留学制度に基づく留学には以下のようなメリットがあります。

  • 授業料は本学に納入し、派遣先大学への授業料は免除される。その他受験料、入学料も免除される。
  • 派遣先大学で修得した単位が、経営学部が開講する全学教育科目または学部教育科目に相当すると判断された場合に、60単位を限度として、卒業に必要な単位として認定される。
  • 留学期間は本学での在学期間に算入される。(1年間留学しても4年間での卒業も可能。交換留学中に休学はできない。)
  • 入学願書審査から帰国まで、横浜国立大学交換留学派遣生として包括的にサポートを受けられる。
  • 派遣先大学での寮の優先入居など生活面でのサポートを受けることができる。

応募資格・基準

学内応募資格(全学共通)

次の要件を満たすこと。

  • 学業成績・人物共に優秀な者。
  • 留学の目的及び計画が明確で、留学による効果が期待できる者。
  • 応募時に本学学部又は大学院の正規課程に在籍しており、協定校が定める願書提出時から留学期間を通じて本学学部又は大学院の正規課程に在学する者。なお、応募時に休学している者は渡航する月の1日までに復学し、在学証明書を留学交流係に提出すること。
  • 希望先大学が定める要件を満たしている者。
  • 派遣先における学修及び生活を十分に行うことができる語学力を有する者。

学内派遣基準

  • 学内選考応募時にTOEFL iBT70以上、もしくはIELTS 5.5以上(アカデミックモジュール)を満たしていること(有効期限は2年)
    (英語圏の大学及び非英語圏の大学の英語によるコースへの留学を希望する場合)

経営学部派遣基準

下記条件を満たし、かつ交換留学(派遣)申請書類をグローバル推進課へ提出する前に経営学部と面接を行い合格した者のみが派遣候補生として推薦されます。

  • 応募時の前学期時点での通算GPAが3.0以上であること。(3.25以上が望ましい。)
  • 渡航前に学部教育科目の必修科目を修得済みであること。(面接時には修得見込みでも可。)
  • ゼミナールに所属している場合(予定を含む)は、指導教員からの「留学中及び留学後のゼミナール履修に関する同意書」を提出すること。

留学前、留学中及び帰国後の履修登録

留学前後の履修登録

交換留学決定者及び同留学後の学生については、出発年度と帰国年度に限り、経営学務係に申請することで、「通年48単位」以下で春学期・秋学期の調整を行うことができます。ただし、全学教育科目については「半期12単位」の上限に変更はありません。

留学中の履修登録

留学中であっても、本学の履修登録期間中に所定の履修登録科目申請書を提出することにより、ゼミナール、卒業論文(4年生)、申請済みのインターンシップ、集中講義(講義実施時に帰国済みで、履修できる場合のみ)に限り履修登録が認められます。留学先での学修に専念してもらうため、これ以外の科目については、オンラインで開講されるものであっても履修は認めていません。

留学中のゼミナールの履修方法および卒業論文提出について

ゼミナール加入者および加入予定者は、交換留学(派遣)に応募する際に、ゼミナール指導教員の了承を得る必要があります。このゼミナール指導教員の了承を前提に、留学中のゼミナール生の指導・評価については、ゼミナール教員に一任されます。

卒業論文の提出期限・提出方法は提出要領に記載の通りです。留学中であっても、提出期限は日本時間となりますので厳守してください。

留学中のゼミナールの履修例について
  • 例1:オンラインで参加したり、定期的に課題を提出したりするなど、留学中の期間もゼミナールを履修し、単位を取得する。
  • 例2:留学前の春学期と留学後の秋学期で分割してゼミナールⅠを履修する。この場合、留学中の秋学期に一度「不可」となり、翌年度に再履修することになる。

帰国後の履修登録について

各学期の履修訂正期間前に帰国し、履修訂正期間中に履修登録を申し出た場合は、受講調整等が生じている科目を除き、履修することができます。(原則として、講義担当教員への個別の申請は不要です。)履修訂正期間終了後に帰国した場合でも、15回の講義の1/2以上出席することができ、講義担当教員の許可が得られた場合には、履修期間外登録が認められます。

単位認定について

  • 留学先大学で履修した科目が、経営学部が開設する全学教育科目または学部教育科目に相当すると判断された場合に、60単位を限度として、卒業に必要な単位として認定します。
    ➜ 経営学部の開設科目の内容と概ね一致すると判断された場合は、経営学部の開設科目名に読み替えます。
    ➜ 経営学部の開設科目の内容と一致しないと判断された場合は、留学先大学の授業科目名原文のまま、特殊講義(学部教育科目)として認定します。
  • 留学先で履修した科目が、経営学部開設の全学教育科目または学部教育科目に相当しないと判断された場合や、読み替えた科目が修得済みの場合には、卒業資格基準に定められた単位の対象外(増加単位)とし、成績証明書には留学先の授業科目名原文のまま表示します。

留学時期と就職活動

留学先や期間等に合わせて様々なプランが可能です。留学の時期・期間によっては、留学期間と就職活動の中心時期が重複することになります。留学をしない学生とは異なる時期・方法で就職活動を行うことになるため、就職体験談等の情報を参考に、予め、留学した場合の就職活動のスケジュールを把握し、計画を立てておく必要があります。