学部紹介
一般プログラム
専門性と統合力を備えた人材を育成
1967年に設立された本学部は、東日本の国立大学では唯一の経営学部です。本学部では、グローバルに活躍できる実践的「知」を身につけたビジネス人材、技術・製品・組織・社会の革新を主導する変革型リーダー、特定分野の高い専門性をもつとともに幅広い専門知識を統合できるゼネラリストの養成を目指します。
ビジネスを推進する3つの力
営利、非営利組織を問わず、企業をはじめとする組織の様々な活動領域、職能を横断的に捉え、ビジネスをめぐる諸課題を局所的にではなく、全体最適の視点で定義し、資源配分・異なる活動間の関係を最適化できる能力、グローバルに展開する事業活動、国際的競争が進展する環境に適応できる能力、企業経営の観点から学際的な知を統合し、経済的価値及び社会的価値を創造・普及させることによって社会の変革を実行できる能力を育成します。これらの能力を養うため、経営学に関する総合的な知識を段階的に修得し、それらの知識を融合できる分野横断的な学修を行います。
イノベーション力
企業経営の観点から学際的な知を統合し、経済的価値及び社会的価値を創造・普及させることにより社会の変革を実行できる能力
ビジネス統合分析力
ビジネスをめぐる課題に対して局所的ではなく全体最適の視点で定義し、ソリューションを提案できる能力
グローバルビジネス即応力
グローバルに展開する事業活動や国際的競争が進展する環境に適応できる能力
学びの分野
経営学の3つの領域である「マネジメント分野」「アカウンティング分野」 「マネジメント・サイエンス分野」を基礎から段階的、分野横断的に学び、 それらをグローバルな視点から総括します。
特定分野の高い専門性をもつとともに、 幅広い専門知識を統合できるゼネラリストとしての能力を修得できるカリキュラムとなっています。
マネジメント分野 | アカウンティング分野 | マネジメント・サイエンス分野 |
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企業をはじめとする組織の運営、経営戦略の立案、人的資源の管理、経営を取り巻く環境の分析といった企業経営全般について学びます。 科目例:経営学概論、経営組織論、経営管理論、産業社会論、イノベーション・マネジメント論、企業環境マネジメント論、比較経営史 |
企業をはじめとする組織の経営活動を、貨幣額で識別し、測定し、伝達するツール、万国共通のビジネスの言語と呼ばれる会計を幅広く学びます。 科目例:会計学概論、簿記論、原価会計論、財務会計論、財務分析論、マクロ会計論、監査論 |
企業をはじめとする組織を、数理的、計量的な手法を用いて分析し、合理的な意思決定を支援するための考え方や具体的なツールを学びます。 科目例:経営科学概論、統計データ分析、経営情報論、意思決定論、ファイナンシャル・リスク・マネジメント論、流通論、消費者行動論 |
グローバルビジネス分野 | ||
グローバル化が進展する環境の下で、持続的競争優位の確立を目指す企業経営のあり方と、その背後にある革新的な仕組みを実践的・体系的に学びます。 科目例:国際経営論、国際人的資源管理論、国際イノベーション・マネジメント論、国際会計制度、国際経営史、サステナビリティ経営 |
学びのプロセス
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 |
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経営学全体の基礎知識を修得します。春学期は3分野の概論を学び、経営学全体の概要を理解します。秋学期は基幹となる科目を複数の分野にわたって学びます。 | 専門分野の深化を図り、総合的な知識の修得を行います。秋学期からは、各自の興味関心に応じた研究テーマを選び、基礎ゼミナールに参加します。 | 専門3分野の応用科目に加え、グローバルビジネス分野の科目を学び、国際的視点から専門知識のとりまとめを図ります。 | 4年間の学修・研究の集大成として、卒業論文を作成します。 |
経営学リテラシー | ゼミナール | ||
経営学を学ぶにあたっての基礎知識を身につけるとともに、企業経営への関心を高めるプログラムを用意しています。 | 2年次秋学期から卒業まで、徹底した少人数教育のゼミが2年半続きます。学生はゼミを通じて、深い専門性と実践性を身につけることができます。文献や論文を丹念に輪読したり、企業への訪問調査やビジネスプランコンテストに参加したりすることなどを通じて、論理的思考力やプレゼンテーション力、コミュニケーション力を磨くことができます。 |